ガヤさんと本の話をしたい

キスマイがリア恋枠でしんどい話、ガヤさん編。

 

普段あまりガヤさんに関して騒ぐことがないので、ガヤさんには全く興味ないのか?と思われそうだと日頃感じているのですが、実際全然そんなことありません。

ガヤさん、またの名をガヤちゃん、たいぴ()は、自分の昔の想像していた藤ヶ谷さん像と180度逆な人で、プライベートでのご趣味が多分7人の中で一番私のタイプ。

私服は結構未だにゴツいことはあるのに、バーバリーを着たりコンバースを履いたり、そしてデパ地下で買い物をしたり喫茶店に行ったり映画を見たり読書が大好きだったり☆とか可愛い顔文字使ったり。なんて人だ!実を言うとかなり好き。たいぴ。

 

その手の話は長くなるので、本に絞ります。

 

そう、私は

【ガヤさんと本の話をしたい】!!!

 

私も子供の頃から読書は好きでした。ここ数年は、移動中の電車で他のことを全て忘れて本を読む時間が好きで、休みの日もドトールかスタバで何かを読みふけることもある。

そんな中、ここ最近ガヤさんがやたら本を読む話を雑誌でしているので(いや昔からだったのかな?分からん)、なになにー?!と気になっていました。私調べだと、具体的に読んでいるものを話してくれるようになったのが最近なのですが、とってもそれが嬉しい!!(ファンレターで以前「もっとガヤさんの読んでいる本を教えてくれたら嬉しいです…」って書いたからそれ読んでくれたのかなぁとか妄想している)

 

ということでガヤさんが読んだという本は最近ちょくちょく集めていて、怒涛のスピードで読み進めているので、ある程度固まったらまた感想でも書こうと思います。(ちなみに今は川村元気の「億男」読んでます。そして蘇る舞祭組のドラマ『○○な人の末路』!!!あぁ……ガヤさん…横尾さん……)(まだの方は是非このドラマ見てください)

 

それで今回、おすすめを教えてくれるガヤさんに、自分からもガヤさんに読んでほしい本をお伝えしたい!と思い立った次第です。

(もちろんこんなところで書いても完全に自己満なので、後日お手紙書こうと思います)

 

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1. 『冷静と情熱のあいだ辻仁成

2. 『冷静と情熱のあいだ江國香織

映画化もして、かなり有名な小説。一つのお話で男性と女性、ふたつの観点から書かれているお話。

私、「思い合っているけど何故か別れた男女」「○年後に再会」系の恋愛の話が昔っから好きで。

これはその手の小説の中で一番好きです。

陳腐な私の言葉ではあんまり紹介もしたくないのですが(それをいったらもうどうしようもない)、とにかく辻仁成江國香織、2人はすごい作家だし本当にタイトルの通り「冷静と情熱のあいだ」だなって思います。

イタリアと東京が舞台で、映像もエンヤの音楽も素晴らしいので映画もとっても好き。

ガヤさんの好みに合うかは分かりませんがもし未読であれば是非読んでいただきたい2冊です。

 

3.『三島由紀夫レター教室』三島由紀夫

4.『肉体の学校』三島由紀夫

三島由紀夫、結構色々と読んでみたのですがこの2冊は、純文学らしい固いイメージと全く違ってこの時代に読んでもものすごく面白い本。レター教室の方の帯に「三島にこんな面白い小説があったのか」とあるのですが2冊ともまさにそれ。

レター教室は、ストーリーなどがなく全編手紙だけで構成されているお話。

肉体の学校は、タイトルと表紙はちょっと性的な感じをイメージしてしまいますが内容は全くそんなことはない。主人公の離婚成金妙子が、美形のゲイボーイ「千ちゃん」(!!!)に惚れ込んでしまうお話。最後には、女性ってかっこいいなぁって思います。そんな話を書ける三島由紀夫って何者だ。もっと彼のことを知りたい。

肉体の学校は特に、私の激推しの1冊です。

 

5.『ノルウェイの森村上春樹

言わずと知れた村上春樹の人気作品。逆にこれがおすすめなの?って感じですが。

村上春樹は一番好きな作家なので、著作は9割5分ほどは読んでいるのですが(意外と彼は作品数が多い)、やっぱり人に勧めたいのは私が一番最初に好きになったノルウェイの森

ちなみにあまり評価は高くない映画版も私は結構好きです。映画にしか出せないあの重い空気感。

小説自体は、主人公のまわりの不思議な人物との関わりが描かれていて終始静かな話なのですが、私は特に主人公ワタナベの大学の様子が好きです。ワセダ感。ちょっと湿っぽく汚い感じ。そして重要な役割の女の子「緑」のキャラクターがとても好き。("ねえ、どうして男の人って髪の長い女の子がそんなに好きなの?私なんかね、髪の長い下品な女の子二百五十人くらい知ってるわよ"-緑)

1Q84騎士団長殺しも、長編はどれも壮大なファンタジーだし、短編もサクッと読めて面白いし、エッセイもこんなに村上春樹って面白い人なのかと分かって全てオススメしたいぐらい。ですが、とりあえずノルウェイの森で。

村上春樹を読み続けて個人的に一般の「ハルキストなんて……(笑)」というような人に言いたいのは「きっと思っているより村上春樹はずっとクセがなくて面白い人」。あれらを書くのは海外あらゆるところで生活した人ならではなんだな〜とか語学に対する意識、行動が凄いなとかそういう点で、村上春樹って作家に対する興味が常にある。

あのケムケムさんもその村上ワールドを分かってらっしゃるようなのでとっても嬉しい。普通に一緒にお話がしたい。。

 

ということで本当はガヤさんに観てもらいたい映画などもたくさんあるのですが今日はこのあたりで。

ああ、これガヤさんの好みを踏まえてっていうより完全に自分が人に読んでほしいだけの本だ。心温まる系のがガヤさんは好きそうですよね……

 

 

冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)

 
冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

 
三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)

三島由紀夫レター教室 (ちくま文庫)

 
肉体の学校 (ちくま文庫)

肉体の学校 (ちくま文庫)

 
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

 
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

 

小説を読むと自分の世界が広がるっていう感覚をガヤさんと共有できていることが嬉しい。。

 

 

あー4月からまたラジオのレギュラー決まらないかな!!!

 

おしまい